寄り添いつなぐ

孤独や孤立で悩んでおられる方や今を楽しく生きるための終活に関する情報や自分の経験談をお届けします

脳出血介護ストーリー

配偶者が脳出血で倒れてからの日々を


以前からまとめたいと思っていました。


このブログでそうしようと決めた時


「これは自分の終活のひとつかも知れない」と気付き


同じような経験をされている方や


もし今後このようなことが起きた方の


お役に立てたらいいなと思っています。


少しずつ思い出しながら綴っていきます。



2014年(平成26年)7月


京都では祇園祭の山鉾巡行を3日後に控えた


夏の日。


当時 私は回復期リハビリのある病院でリハビリ助手として


フルタイム勤務。


仕事終了後 携帯電話に入っていた留守番電話を確認すると


救急病院からとの第一声で


「主人がバイクで交通事故かな」と軽く考えていた。


「ご主人様が脳出血で緊急入院されたので至急来て下さい」という


メッセージを聞いた途端


頭の中に1本の柱が立った気がした。


これから起こりうることに対しての覚悟の柱だったのだろう。


通勤時間は片道1時間。


病院に到着すると病室はICU。


3人の子供と配偶者の弟さんが既に来ていてくれた。



仕事での営業先で会話中に突然倒れ


救急車で運ばれたのだが


ありがたいことに営業先から一番近い病院だったので


早急に治療が開始できた。



診断は


「左側に脳出血を起こし視床神経もやられているかも知れない」



しばらくするとリハビリのスタッフ3名が病室に来られた。


腕や足の上げ下ろしをされている。


「左側の脳出血なので右側に麻痺が起こるかも知れませんが


 まだお若いのでリハビリ次第で少しでも動くようになると思います」


この説明で少し希望が持てた。


そして自分の就いてる仕事が偶然にもリハビリ助手であったこと


今でも本当に神様に感謝しかない。





今日はこのへんで.....
最後まで読んでいただきありがとうございます。